小笠原諸島から南鹿児島の島々
海に囲まれた日本には有人・無人島を含め大小約6800の島がある。そのうち人が住んでいるのは400前後。食べ物、動物、植物、人々の暮らし...本土とは異なる独自の文化が息づいている。楽園を求めてか、ここ数年、「島ガール」が増えているとか。
『原色 ニッポン《南の島》大図鑑』(著・加藤庸二、2376円、CCCメディアハウス)は、世界遺産に登録された小笠原諸島からトカラ、奄美、大東、宮古、八重山まで114島を網羅し、日本最東端の南鳥島、最南端の沖ノ鳥島、さらに尖閣諸島も写真付きで紹介している。
著者の加藤庸二氏は島に関するスペシャリスト。学生時代からダイビングをしながら海や島の写真を撮り歩き、現在は自然環境に広げ様々な活動を展開している。『原色 日本島図鑑』も好評だ。