ヤマハ発動機は、エレクトリックコミューターの第4弾モデルとなる、「E-Vino(イービーノ)」を2015年8月20日に発売する。
30秒限定の「ブースト」機能も
「E-Vino」は、レトロポップなスタイルで人気の原付1種スクーター「Vino」をベースにした、EVならではの滑らかな走りを活かした電動スクーター。「Vino」のお洒落なスタイリングはそのままに、高度なモーター出力制御によるスムーズな加速感や極低速での優れた実用トルク、着脱式バッテリーによる容易な充電、短い充電時間などが特徴で、近距離移動に適している。
満充電での走行距離は29km(30km/h定地)で、予備バッテリーも収納できる。充電時間は約3時間だという。
また、走行条件に応じてモーターの駆動力を「標準」「パワー」にモード切り替えが可能なほか、登り坂などで一時的により登坂性を求めるときに役立つ「ブースト」機能も備えている。右ハンドルスイッチのボタンを押すと30秒間作動し、急坂での発進などに対応する。
希望小売価格(税抜)は、21万9000円。