福島県いわき市のリゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」に2015年4月に入社した新人フラガール4人が7月28日、同施設で行われた夜のポリネシアンショー「ポリネシアン・グランドステージ」でデビューを果たした。今年創業50年目を迎えた「スパリゾートハワイアンズ」付属のダンサー養成学校「常磐音楽舞踊学院」第51期生。入社と同時に同校に入学して3か月間、猛練習を重ねてきたという。
2人は地元出身、チームは総勢39人に
4人は、神奈川県横須賀市出身の仙道悠莉(せんどう・ゆうり)さん、千葉県柏市出身の室田桃子(むろた・ももこ)さん、 地元のいわき市出身の緑川涼香(みどりかわ・すずか)さん、同・阿部美憂菜(あべ・みうな)さん。
新人のデビュー公演は立ち見も含め約1500人の客様観覧。4人は先輩ダンサーらと一緒にまずオープニング演目「BIG MAHALO!!」に登場。続いて古典的なフラであるカヒコを踊りきり大きな拍手がおくられた。さらに、サモアやタヒチの民族舞踊なども演じ全22曲中11曲に出演し堂々のデビューを果たした。
終演後にステージで一人ずつ紹介され、ダンシングチームのリーダーのモアナ梨江さんらから花束が贈られた。会場には4人の家族や友人らも多数応援に駆け付け、ステージから降りてきた彼女たちを祝福した。
仙道さんは「憧れの舞台に立ち、緊張と感動がこみあげた。お客様のあたたかい拍手は一生忘れられない。堂々と踊れる立派なダンサーになりたい」と抱負を述べた。また、阿部さんは、「厳しいレッスンだったが、練習した通りに笑顔で踊ることができた。自分自身が楽しむ気持ちを忘れず、常に笑顔で踊れるダンサーになりたい」と話した。
「スパリゾートハワイアンズ・ ダンシングチーム」は、新人4人の加入により総勢39人になった。4人は8月11日からは、昼のポリネシアンショー「ポリネシ アン・サンライトカーニバル」にも出演する。