マニュライフ生命保険は2015年7月30日、「マジンガーZ」を主演に起用した"実写版"ウェブムービー「マジンガー課長 ~セカンドライフへ、マジンゴー!~」を公開した。マジンガーZの役どころは早期退職を選んだ「企業の課長」だ。
イベントでは主題歌を歌った水木一郎と初共演
マジンガーZは、漫画家の永井豪さんが手がけた巨大ロボットが主役の作品。幼少期に作品と親しんだ、50歳前後の「アラフィフ世代」に向けて、セカンドライフ(第2の人生)を考えるきっかけを作りたいと制作された。ムービーには「ロケットパンチ」や「ルストハリケーン」など、懐かしの必殺技が登場している。
ムービーで「マジンガー課長」は、理想のセカンドライフを過ごすため、早期退職を決意。部下から見た「思い出」の回想により、映像が構成されている。厳格で無口ながらも優しさにあふれた課長。部下たちはマジンガーを「会社のヒーロー」だったと確認する一方、会社を離れた彼は、愛する妻のための「家庭のヒーロー」になるのだった。
ムービー公開を記念して7月30日、マニュライフ生命保険本社(東京都新宿区)で「記者発表会&大送別会」を開き、アニメ版「マジンガーZ」の主題歌を歌った"アニソンの帝王"こと水木一郎さん(67)をゲストに招いた。ムービーで主演した、巨大ならぬ等身大のマジンガーZと並んだ水木さんは、動くマジンガーとは初対面。
「本物のマジンガーZは18メートルもあるが、マジンガー課長は等身大なので、自然体で親しみが持てる」
と感慨深そうな水木さんは、「マジンガーZ」の主題歌をワンコーラス披露したほか、等身大ロボットとのパフォーマンスを演じて会場を盛り上げた。