ジェットスター・ジャパンは2015年7月18日から、成田―香港便を最大週6便(往復)に拡充した。同路線は6月1日に就航。9月1日以降は毎日1往復の週7便になる予定だ。
格安航空会社(LCC=ローコストキャリア)である同社の強みは、なんといっても価格。エコノミークラスの「Starter(スターター)」であれば、成田空港から片道7500円~(支払手数料、燃油サーチャージ、諸税が別途必要)で香港旅行を楽しめる。それならば...というわけで、ほぼ海外未経験のJ-CASTトレンド記者が6月下旬、ジェットスターで香港へ旅立った。
約4時間40分のフライト
成田発着のジェットスター便は、第3ターミナルを利用する。4月にオープンしたばかりのLCC専用ターミナルで、国際線・国内線ともLCCの各便はここを発着に使う。新ターミナルの旅客サービス施設使用料は1020円で、第1・第2ターミナル(2090円)よりも"格安"に設定されている。
出来たてホヤホヤのゲートを抜け、GK21便(エアバスA320)に乗り込んだ。左右3列ずつのシートは、意外にも窮屈に感じず、想像以上にゆったりと過ごせた。ガイドブック片手に入国カードを書きつつ、約4時間40分後、香港国際空港へ到着する。
海外経験がほぼ皆無の記者。「入国理由はSightseeing(観光)じゃないよな。でも、英語で『取材』って、どう言うんだっけ...」などと、ドキドキしながらパスポートを差し出すと、審査官は無言のまま処理。どうやら取り越し苦労だったようだ。
香港政府観光局は8月31日まで、香港訪問者を対象とした「香港Summer Fun - SHOP EAT PLAY」キャンペーンを実施中。空港では、このキャンペーンの「ウェルカムパック」が配布されている。これを空港内の交換スペースで提示すると、時計やディナー券、ショッピングクーポンなど総額50億円分の賞品が、なにかしら抽選でもらえる。
記者が受け取ったのは、裏に両面テープが張られている、柔らかい素材のもの。説明をよく見ると、どうやら携帯電話に張り付けるパスケースのようだ。帰国したら、iPhone(アイフォーン)に取り付けて、「おサイフケータイ」気分を味わってみよう。