タレントの福田萌さん(30)が2015年7月22日、都内で開かれた、大塚食品の「ボンカレー」の新ウェブCM発表会に出席した。CMは、子どもたちの世話に追われるママたちの忙しい食卓を描いたもので、長女がもうすぐ2歳になる福田さんは、「(紙に書いて)冷蔵庫に貼っておきたいくらい、心に留めておきたい言葉がたくさんあった」と、CMに出演したママたちの話に共感していた。
「うるっとした」 ママたちの苦労に自分を重ねる
CMには料理や子どもの世話に追われ、奮闘するありのままの様子が描かれている。「ママ、こっち来て」とせがまれながらも、食卓にゆっくりとつけないママたち。「本当はご飯を食べながら子どもたちの話を聞いてあげたい」と、思いを打ち明ける。
福田さんが特に共感したシーンに挙げたのは、「キッチンに立ちながら自分の食事を済ませる場面。子どもは食事や風呂を待っている。自分の時間は少ない。(苦労が分かって)うるっとしてしまった」と、自身に重ね合わせた。
福田さんは、「毎日同じ苦労の日々が続いてつらい」と、夫のお笑いコンビ、オリエンタルラジオの中田敦彦さん(32)に胸中を明かしたことがあるそうだ。中田さんは丸一日の休みはほとんど無いものの、週に一度は半日の休みを取るようにしてくれたという。今では、「夫は、子どもと風呂に入ったり、公園に一緒に遊びに行ったりと、忙しい中でも協力的」だ。福田さんの「いないいないばぁ」で娘は笑ったが、中田さんがやった時は笑わなかったため、「お笑い芸人の名に懸けて何としても笑わせる」と意気込んでいた、という家族のエピソードも披露した。
大塚食品では新CMを通して、週に数回、手軽においしく食べられるボンカレーで食卓を囲もうという取組み「Smile Table Day」を提案している。CMでは、提案に応じた3家族を紹介。忙しいママにも余裕が生まれ、食事中の会話や笑顔が増えた。同商品は子どもも安心して食べられるよう着色料や保存料などは無添加で製造されている。
「Smile Table Day」について、福田さんは「うちでも月曜日に取り入れたい。子育てをしていると自分だけがつらいと思ってしまうが、母親はみんな同じだと思うとプレッシャーも和らぐ。たまにはラクをしよう」と述べた。