全売上の7割を中国需要が占める――そんな健康食品ブランドが、東京・銀座に初の路面店をオープンした。運営するのは、これまで通信販売を中心に展開していたRAPAS(ラパス)だ。
通信販売で買えるものを、あえて店舗で売り出すからには、なにか特徴があるのだろう。気になった記者は2015年7月14日の開店当日、その銀座店(東京都中央区)で、北村啓子社長に話を聞いた。
銀座店限定商品も登場予定
同社の主力商品は、腸内から美と健康をサポートする健康食品「Reperfe(リパーフェ)」と「Super(スーパー)Reperfe」。銀座店1階には、天然ゼオライトやハーブなどで便秘解消を促す「スーパーリパーフェ ララスリム」(錠剤タイプとソリュブル顆粒タイプ、ともに1か月分税抜6700円)など人気サプリメントが、ズラリと並んでいる。
現在は中国での売れ行きが好調だが、RAPASは中国市場での拡大を狙っていたわけではなかった。同市場での成長のきっかけは、とある代理店を通して、中国で「リパーフェ スリム」(1か月分、同3430円)を販売したこと。体験者の口コミが自然に広がり、注目を集めたのだという。
銀座出店を機に、RAPASは化粧品の新ブランドも発表した。美容液(同1万8000円)、まつ毛美容液(同9000円)、コラーゲンやヒアルロン酸をフリーズドライ化した凍結乾燥美容液(30回分、同4万8000円)をラインアップする「ララ リセット」や、洗顔料「ララ メディック」(30錠入り、同1万2000円)、高濃度ビタミンC誘導体によって、内側から美を引き出す「シェラード・ベル・ボー」(同6500円~3万5000円)などを提供。今後は銀座店限定商品も登場する予定だ。