タカラトミー(東京都葛飾区)は、1999年から展開する次世代ベーゴマ「ベイブレード」を7年ぶりに復活させ、シリーズ最新作「ベイブレードバースト」を2015年7月下旬に発売する。
NFCチップや記録端末「ベイロガー」でスマホや店頭端末などと連動
」日本の伝統玩具「ベーゴマ」を現代風にアレンジした"対戦玩具"の「ベイブレード」。デザイン性が高く、パーツを組み替えて改造でき、専用の発射装置「ランチャー」で誰でも簡単にコマを回せる。
「ベイブレードバースト」は、新しく「バーストギミック」や最新技術のNFCチップ、クラウドシステム等を導入し進化させた。
「バーストギミック」は、これまでのシリーズには無かった、相手を"破壊(バースト)"させて勝つという新たな仕掛け。コマ本体が上から「レイヤー」、「ディスク」、「ドライバー」の3つのパーツで構成され1つにロックされた状態になっているが、対戦時にコマ同士がぶつかって大きな衝撃を受けるとロックが外れ、3パーツに分解される「バースト(破壊)」が起こり勝敗が決まる。
「ベイブレードバースト」のコマにはそれぞれにNFC(近距離無線通信技術)チップを搭載しており、このチップはデータを読み書きすることができ、バトルの結果によって、それぞれ違うデータが書きこまれるため、「自分だけのコマ」として個性を持たせることが可能になった。
記録端末「ベイロガー」は日々の練習や回転数、カスタマイズ履歴、大会の参加や結果などを記録。スマートフォン専用アプリやインターネット、店頭の端末、筐体などと連動して自分の記録を閲覧できる。ベイロガー同士をかざして「フレンド登録」すれば、お互いの記録などをシェアできる。
ラインアップは、コマと発射装置、ベイロガーのセット「B-01 DX スターター ヴァルキリー・ウイング・アクセル」、「B-02 DX スターター スプリガン・スプレッド・フュージョン」が各2200円。コマと発射装置のセット「B-03 スターター ラグナルク・ヘビー・サバイブ」、「B-04 スターター ケルベウス・セントラル・ディフェンス」が各1200円(いずれも税別)。