AKB48グループの選抜総選挙で7位にランクインし、上位7人の「神セブン」入りを果たしたHKT48の宮脇咲良(みやわき・さくら)さん(17)が初めての写真集を出版し、記念イベントが2015年7月9日、都内の書店で開かれた。
HKT48のメンバーが写真集を出すのは指原莉乃さん(22)に続いて2人目。写真集には運動するシーンも多く含まれているが、宮脇さんは運動音痴として知られる。「運動、何もできない...」ともらし、どうやっても克服できない「宿敵」も明かした。
「アイドルが大好きな『さっしー』にこの写真集を認めてもらえた」
写真集「さくら」(集英社)は出身地の鹿児島、HKTが本拠地にしている福岡、東京の3都市で撮影。「王道」とも言える制服や水着のショットを144ページにわたって掲載した。初版6万部で、1万部の増刷が決まっている。
宮脇さんが真っ先に完成した写真集を見せたのは指原さん。指原さんは1ページ1ページめくるごとに「かわいい!」と連呼。スクール水着を着てキャップをかぶっている写真では、HKT発足直後の幼い頃の宮脇さんを思い出して「懐かしい」と泣きそうになっていたという。
宮脇さんは
「あの、アイドルが大好きな『さっしー』にこの写真集を認めてもらえたので、それだけでもすごく嬉しい」
と感慨深そうにしていた。
跳び箱の写真はあくまでも「仕草」
宮脇さんは「宿敵」の存在も明かした。写真集には、跳び箱を跳ぶような仕草の写真も収められている。だが、あくまでも「仕草」であって、宮脇さんが実際に跳ぶわけではない。
「1段は低すぎて跳べないし、4段は高すぎて跳べない。絶対、跳び箱は跳べない。宿敵です。2段も跳べない。怖い」
「運動何もできない。帰宅部だったので、ダンスだけが唯一の...(自分ができる運動)」
と、ばつが悪そうにしていた。
写真集の出来映えは「実物よりかわいく写っていることがあるので、100点」だそうだ。