住友不動産などが開発、2015年4月に竣工した東京日本橋タワー(東京都中央区)に6月29日、地下1階の「飲食店舗ゾーン」がオープン。和食から異国料理、和の要素を取り入れたカフェなど、8店舗が順次配置される予定だ。
スリランカ料理から「アンテナショップ型居酒屋」まで
東京日本橋タワーは、住友不動産や大同生命などが手がける大規模複合開発「日本橋二丁目地区北地区」計画の中核を担う商業施設。交通の要衝である日本橋交差点角にそびえたつ新ランドマークだ。
ビジネス街でありながら、このところ観光開発が進んでいる日本橋。入居する飲食店も、伝統を受け継ぎつつ新しいエッセンスを融合させ、「新化」した食のスタイルを発信するという。
フロアには、牛たん焼きの「仙台牛たん専門店 杜の都太助」(想定客単価=昼1400円、夜3000円)、江戸前ずしの「日本橋 ま石(いし)」(同=昼3000円、夜1万円)、スリランカ料理の「KANDY(キャンディ)」(同=昼1200円、夜3000円)、福井県美浜町公認のアンテナショップ型居酒屋「熟成酒場 福井県美浜町」(同=昼1000円、夜4500円)などが並ぶ。
また、オリジナルハンバーガーを提供する「リーベンハウス」、カフェチェーン「タリーズコーヒー」が入居するほか、8月以降にはフレンチバル「Marche aux Poissons(マルシェ・オ・ポワソン)」や、日本酒バー「Mizuya(みずや)」もオープン予定だ。