やっとキターっ!「パンティグラス」第3弾 作者が込めるタイヘンな思い

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   パンティを履いた格好にデザインされた、その名も「パンティグラス」。アダルトな響きの一方、実際のキュートな印象と手にしたときの感触のよさで、ジワリと人気が高まり注目が集まっている。同製品の扱いを2015年3月から始めた通販サイト「ドワンゴジェイピーストア」では、"売り切れ"がしばらく続いていたが、6月19日から「第3弾」の販売を開始する運びとなった。J-CASTトレンドでは、この機をとらえ、作者のガラス作家、石井洋平さん(33)に、パンティグラス"誕生秘話"とこれからの意気込みを聞いてきた。

  • 第3弾の「ハートフル」(右)と第1弾で発売した「リボン」を手にするパンティグラスの作者、ガラス作家の石井洋平さん
    第3弾の「ハートフル」(右)と第1弾で発売した「リボン」を手にするパンティグラスの作者、ガラス作家の石井洋平さん
  • 第3弾となる最新作「ハートフル」
    第3弾となる最新作「ハートフル」
  • ドリンクを入れると、より人の体のように見える
    ドリンクを入れると、より人の体のように見える
  • こちらは第1弾の「リボン」 売り切れ状態が続く人気商品に
    こちらは第1弾の「リボン」 売り切れ状態が続く人気商品に
  • 石井さんは仕事を掛け持ちしているが、ガラス作家専業を目指す
    石井さんは仕事を掛け持ちしているが、ガラス作家専業を目指す
  • 同窓会でのおさななじみとの再会がきっかけでこの道に入った
    同窓会でのおさななじみとの再会がきっかけでこの道に入った
  • 第3弾の「ハートフル」(右)と第1弾で発売した「リボン」を手にするパンティグラスの作者、ガラス作家の石井洋平さん
  • 第3弾となる最新作「ハートフル」
  • ドリンクを入れると、より人の体のように見える
  • こちらは第1弾の「リボン」 売り切れ状態が続く人気商品に
  • 石井さんは仕事を掛け持ちしているが、ガラス作家専業を目指す
  • 同窓会でのおさななじみとの再会がきっかけでこの道に入った

専業目指す...ガラス作家・石井洋平さん

   石井さんは各地で個展を開くなどして、その会場でパンティグラスなどを販売していたが、15年3月からドワンゴがサービス開始した「ドワンゴジェイピーストア」で「リボン」という作品がラインアップに並ぶと、たちまち人気商品になった。第2弾「アダルト」ともどもしばらく品切れが続いていたが、やっと第3弾「ハートフル」の準備が整った。

   05年に大学を卒業してからガラス作家を目指した石井さん。専門学校、スタジオ研修生、工房勤務を経て、12年から生まれ育った東京で制作活動に入った。このときには既にパンティグラスを制作していたが、その活動は細々としたもので、生計を立てる拠りどころは宅配の仕事だった。

   そのために、品切れを見越して制作、即入荷―という態勢とはいかないのだ。

   それがここに来て、「パンティグラスの売り上げの調子が良い」ため、「(収入が宅配と)同じくらいになってきた。年内に逆転もありえる。みなさんに買っていただければ...」と、"ガラス作家"としての独り立ちが現実味を帯びてきた。

   14年は80個ほどを制作していたが、15年は100個を超えるペース。ガラス作家単独で生計を立てるには「年400~500個くらい」がメドという。現在、作業は自宅を含めた5か所にまたがるが、「将来的には自分の工房を持ちたい」と未来を見据える。

   価格(税込)は8640円と、高めといえる設定だが、それによる購買意欲の妨げはないようだ。石井さんは「値段に見合ったものを売っている」という自負が作品に表れているからだろう。

姉妹サイト