イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の間に第2子となる、シャーロット・エリザベス・ダイアナ王女が2015年5月2日に誕生したニュースは記憶に新しいところ。25年ぶりのプリンセス誕生で世界の注目を集めている英国の社会と歴史、王室事情、料理などを知れば、イギリスがさらに身近に感じられる。
J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ」でも特集記事を公開中。
英国人ジャーナリストが"異邦人"の目で祖国を観察
『「ニッポン社会」入門』、『「アメリカ社会」入門』に続く、英国人ジャーナリスト、コリン・ジョイス氏の異文化入門シリーズ第3弾。『「イギリス社会」入門-日本人に伝えたい本当の英国』(著・コリン・ジョイス、訳・森田浩之、842円、NHK出版)は、18年ぶりに舞い戻った、見慣れているようで半分はよく知らない祖国を、"異邦人"の目でじっくり観察したガイド本。
「女王のことをみんなどう思っているの?」「雨ばかりで憂鬱になるって本当?」「階級社会は今も続いているの?」「スコットランドがイングランドを嫌うのはなぜ?」など、イギリス人なら誰もが共有している習慣や感覚を、階級・住宅・王室・紅茶・酒場・伝統など19のテーマにわけて、ユーモアたっぷりに解説している。
著者ならではの鋭くて深い...でも楽しい分析が満載。"本物のイギリス"に出会える。