マウスコンピューターのスティック型パソコン(PC)「m-Stickシリーズ MS-NH1」が話題だ。幅100×奥行き38×高さ9.8ミリと手のひらサイズで、重量は約44グラムと大きめのUSBメモリーといった感じだ。Windows8.1搭載、しかも2万円前後で買えるとあって、2014年12月の発売からずっと好調な売れ行きが続いている。
このマシンの最大の特徴は、HDMI端子を搭載していること。別途ディスプレイを用意しなくても、液晶テレビに接続するだけで、居間にパソコンがあらわれる。そんな気軽さも人気の理由だ。
価格.comでも「勧めたくなります」
価格.comでの満足度は、5段階中3.73(4月17日現在)と、おおむね好評だ。レビューを見てみると、
「コレ、昔からやりたかったテレビパソコンの実現です! しかも安い!」
「テレビを見ていて、コマーシャル中にネットも見れるのが結構便利です。しかも大画面で」
「無線LAN環境とHDMI端子を備えたテレビをお持ちの方に『是非、お試しください』と勧めたくなります」
などの声が上がっている。テレビによっては、通常のテレビ放送とHDMI入力を、1つの画面で見比べられるものもある。体を動かさなくても、簡単にテレビとPCを使い分けられるのは魅力だ。
ファンレスで無音設計なのも好印象。デスクトップやノートPCほどの拡張性はないが、USB端子やBluetooth(ブルートゥース)を使えば、周辺機器も接続できる。
「micro SDメモリーカードスロットも装備され、このサイズとしては充分な拡張性を有していると思います」
「拡張性は望めませんが、USBハブがあれば特に問題なく利用可能だと思います」