日本でアメリカス(南北アメリカ)のお祭りを――。「第3回シンコ・デ・マヨ・フェスティバル2015」が2015年5月3、4日の2日間に東京都渋谷区の代々木公園野外音楽堂・イベント広場で、4~6日の3日間に大阪市の大阪城公園太陽の広場で行われる。
大人も子供も楽しみながら南北アメリカを体感
「シンコ・デ・マヨ(Cinco de Mayo)」とは、メキシコで始まりアメリカで広まったラテン文化のフェスティバルのこと。東京と大阪で行われる日本版「シンコ・デ・マヨ」は、アメリカとメキシコを中心に、北はカナダから南はチリまで、南北アメリカ大陸のカルチャーを伝えるお祭りとなっており、パフォーマンスやフード、民芸品などのエンターテイメントを一気に楽しむことができる。
ステージ内容は多種多様で、ブラジル音楽のサンバやペルーの舞踊であるマリネラなど各国の伝統的な音楽や踊りのほか、ブラジルの格闘技のカポエイラ、米国ニューオーリンズスタイルのブラスバンドなどが次々に披露される。
食の面も多彩だ。日本でも有名なメキシコ料理のタコスやブリトーのほか、南米各国で食べられているミートパイ、エンパナダス、アルゼンチン風バーベキューのアサド、ブラジルソーセージなどが200~1000円程度のお手頃価格で楽しめる。ラム酒を使ったカクテルやテキーラなどのお酒も多く揃えられている。
また、物販コーナーでは南米の天然石や植物の種、ガラス、魚のうろこなどを使った手作りアクセサリー、伝統織物を使った靴や鞄などの民芸品が販売される。子供に人気のフェイスペインティング、バルーンアートなどのワークショップも催されている。
入場料は無料だが、広場内の飲食および物販は有料。