ふとんクリーナー2015夏の陣か シャープが"業界初"ひっさげ参戦

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レイコップ、ダイソンが市場の2大勢力

   ふとんクリーナーは、アレルギー症状に悩む人たちのほか、ふとんを戸外で干せない高層マンションの世帯、高齢者世帯などからのニーズが高い。それを取り込んだ先駆者は「レイコップ」だ。韓国メーカーが開発し、日本では12年2月から販売されている。高速の振動でふとんからダニやアレル物質をたたき出し、UV(紫外線)ランプで除菌し吸引クリーナーで除去する。

   レイコップを追って市場に乗り込んだのが、英国の電気機器メーカー、サイクロン掃除機でおなじみのダイソンの製品。ふとん掃除専用の製品ではないが、ハンディクリーナーの製品がふとんクリーナーとしても使い勝手がよいことをアピールしている。テレビCMなどでは、ベッド掃除でライバル製品との比較を示し、吸引力の強力さを訴えている。

   ほかにも国内外の大手、中小のメーカーがふとんクリーナーを販売しており、モデル数は30を超えるとみられる。その"群雄割拠"のなかに割り込むのがシャープの「Cornet」。カラーはシルバー系とピンク系で5月21日発売。価格はオープン。群雄の一つにとどまるか、レイコップ、ダイソンの2大勢力に並ぶことができるか...。

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