まずはトマトやキャベツで遊ぼう
ベランダで野菜を育てたり、四季折々に花を咲かせたりしたいと思っても、どうせ枯らしてしまうと始められない人もいる。たしかに、水を与えなければ植物は枯れてしまう。といって、与えすぎるのもよくない。プロは「土の乾き具合を確認してから十分に水やりを」というが、その「土の乾き具合」が難しいところだ。「水やり3年」という言葉もある。水やりばかりでなく、用土、肥料、病害虫対策など栽培全般、経験を積んで勘を養うしか方法がないのかも知れない。
いや、もっと簡単にできるというのが『かんたん! きれい! 失敗しらず! 育てて楽しむ手のひら園芸』(著・榛原昭矢、1620円、山と渓谷社)の初心者向け菜園・ガーデニング本である
200種類以上の植物を取り上げているが、身近なところから、まずは「野菜と遊ぼう」とトマト、キャベツ、チンゲンサイ、サヤエンドウ、サツマイモなどの野菜と小さなスペースでやってみたらどうかと紹介する。続いて「種をまいてみよう」「緑を育てる」「花と実を楽しむ」「栽培の基本」へと少しずつ植物の面白さを教えてくれる。各ページのカラー写真もきれいだ。