「春に三日の晴れなし」ということわざがあるように、この時季の天気は変わりやすく「三日の晴れなし」どころか、1日のうちでも、朝は晴れて暖かかったのに夕方には冷たい雨、などということもしばしばだ。コートはまだ厚手のものがいいのか、春物にすべきかなどと迷ってしまう。しかしそんなコーディネートの悩みはこれから、梅雨や多湿の夏までずっとついてまわる。今がこれから半期のファッションを考える時なのだ。
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春~夏の着回しダイアリー
1年365日のまさに半分、春と夏の183日間のコーディネートダイアリーというのが『K.K closet スタイリスト菊池京子の365日 Spring - Summer』(著・菊池京子、集英社、1620円)。菊池さんは、いわゆる"アラフォー世代"の既婚女性をターゲットにしたファッション誌で活躍するスタイリストで、自らのウェブサイト「K.K closet」に、私服による365日分のコーデを公開している。同書籍はその「春夏編」をまとめたもの。春先はストールで温度調節し、梅雨には英国の老舗ラバーブーツブランド「ハンター」が活躍するという。着回しに使うアイテムは、同世代の女性ならだれでもワードローブにあると思える定番アイテム。すぐにでもまねしたくなりそうだ。
「秋冬編」もあり。