漫画家、イラストレーターで「起きている時間の9割はツイッターを眺めている」として「ツイッタラー」を名乗る森もり子さんが書いた「言うほどじゃないけど」が2015年4月16日、KADOKAWAから刊行される。「26歳、性別不詳」の森さんがこれまでツイッター上でアップした、日常の「言うほどじゃないけど、言ってしまいたい」一言をやさぐれたような表情のイラストでぐさりとツッコんでいくマンガが一冊にまとまった。
「ここで言っちゃったらどうなるんだろう」と考えたことがある人へ
森さんは、"返事をくれない彼氏を追い込む"LINEスタンプの作者として一躍その名前を知られるようになった。間もなく書店に並ぶ「言うほどじゃないけど」では、上司や先輩の横柄な態度や、悪意のない友人たちの干渉、満員電車など、社会の面倒くさいシチュエーションに鋭く斬り込んだ120件のネタが集められている。ツイッターでも、「めっちゃあるある」「マジで共感する」などと、その切り口が支持されたネタだ。
森もりさんは、「言うほどじゃないけど」の出版にあたり...
間違っているから言わない。怒られるから言えない。変な空気になるから言いたくない。そんな「言うほどじゃない」こと。
それを言っちゃうのがこの本です。
思うことはあるけれど、それなりに周りと上手くやっていきたいし、まあ不満ってわけじゃないから、言うほどじゃないことは言わないでおきたい。
でも、ここで言っちゃったらどうなるんだろう。
そう考えたことがあるあなたに、是非読んでいただきたいです。
――とコメントを寄せている。
「みんなタテマエばっかり」「他人に合わせるのシンドイ」そんな思いを持つ、「ゆとり世代・さとり世代」にちょっぴりスッキリをもたらしてくれるかもしれない一冊となっている。価格は900円(税別)。