サントリー食品インターナショナルは2015年3月31日、炭酸飲料「レモンジーナ」を発売した。
ネット上で「土の味がする!」として大変な話題になり、発売翌日には、予想を超える販売量のため販売を一時休止することが決定。いったい「土の味」とは何なのか?
「普通に美味しい」「土の味しないぞ!」との声も続出
同社のグループ会社「Orangina Schweppes Group」(オランジーナ社)と共同開発した、オレンジの果汁入り炭酸飲料「オランジーナ」ブランドの新商品。フランスでなじみのあるレモン飲料「シトロネード」を参考に、日本人の味覚にも合う独自のレモンピールエキスと、グレープフルーツやオレンジをブレンドし、果実をまるごと食べたような奥深い味わいを実現した。
そんなレモンジーナだが、ツイッターで「レモンジーナ飲んだ感想 カブトムシ飼育用の土の味がする」など、「土の味だ」との報告が続出。
いかにも美味しくなさそうな感想だが、「逆に飲んでみたい!」という人が相次いだようだ。
「普通に美味しかったです。土の味はしませんでした」
「土食ったことあるけど、レモンジーナは土の味しないぞ」
「土と言うよりレモンの皮の苦味みたいなのがあるのがそう感じるのかなあ?普通に飲めた」
など、好意的な感想も次々と書き込まれた。
「土の味」という評価は思わぬ人気につながったようで、4月1日には販売の一時休止が発表された。生産体制が整えば出荷は再開されるという。
4月2日現在、ツイッターでは店頭で見かけた人から「まだ売ってる!」との報告も上がっている。「土の味」がするのか早く確かめたい、という人は見つけ次第確保しておくことをおすすめする。
希望小売価格は420mLペットボトルが140円、1.2Lペットボトルが320円(いずれも税別)。