ローソンが"次世代コンビニ" 埼玉・川口にケア拠点併設型店舗オープン

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   次世代コンビニモデルの構築に乗り出しているローソンは、その事業の一つとして、埼玉県内を中心に介護事業を展開しているウイズネット(さいたま市)と、居宅支援事業所やサロンスペースがあるケア(介護)拠点併設型店舗を開発し2015年4月3日、その1号店を同県川口市にオープンした。

  • 4月3日にオープンしたローソン川口末広三丁目店
    4月3日にオープンしたローソン川口末広三丁目店
  • 店内の居宅支援事業所カウンターで説明を聞くローソンの玉塚社長(左)
    店内の居宅支援事業所カウンターで説明を聞くローソンの玉塚社長(左)
  • 歯が無くても噛めるユニバーサルデザインフードも豊富にそろえた
    歯が無くても噛めるユニバーサルデザインフードも豊富にそろえた
  • 4月3日にオープンしたローソン川口末広三丁目店
  • 店内の居宅支援事業所カウンターで説明を聞くローソンの玉塚社長(左)
  • 歯が無くても噛めるユニバーサルデザインフードも豊富にそろえた

介護事業のウィズネットと提携、夏に2号店をさいたま市内に

   1号店は「ローソン川口末広三丁目店」。店舗内にウイズネットが運営する居宅支援事業所を設け、ケアマネジャーあるいは相談員が常駐する。店舗は年中無休・24時間営業。居宅支援事業所では午前8時半から午後5時半まで介護などにかんする相談を受け付ける。

   居宅介護事業所は、保険・医療・福祉など介護に関する幅広い知識を持つケアマネジャーが相談に応じたりケアプランを作成する。不動産業者などが介護事業者と組んで運営に乗り出している。

   ローソンは、介護の要不要を問わず高齢者やその家族に対するサポート機能を持ったコンビニモデル構築を目指し14年6月にウイズネットと業務提携契約を締結。ケア拠点併設型店舗の開発を進めていた。

   店内には、居宅介護事業所のほかサロンスペースを設置。介護予防運動についてや地域のサークル、イベントなどの情報提供を行う。コンビニ店舗では、高齢者のニーズに合わせた品ぞろえに配慮。ウイズネットの配食などの在宅サービスと連携するほか、ローソン商品を届ける買物サポートも行う。

   夏ごろをめどに2号店をさいたま市内にオープンする予定。

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