クラフトビールメーカーのサンクトガーレン(神奈川県厚木市)は2015年4月23日、1回の仕込み(小瓶換算6000本分)に約600キログラムのゴールデンパインを使用したフルーツビール「パイナップルエール」を発売する。
果実と麦汁を一緒に発酵
デルモンテの管理農園で栽培され、横浜の工場で手切りされたパイナップル果実を使用。果実にストレスを与えない手切り方式が中心なので、果汁も香りもロスの無い果実をビールに使用できるという。カットした果実は、ビールが発酵する前の麦汁に投入。果実と麦汁を一緒に発酵させることで、泡までほんのり甘いパイナップル風味を感じることのできる味わいに仕上げた。
同ビールは、イギリスで開催されているグローバルなビール審査会「ワールド・ビア・アワード」のフルーツビール部門で13年に「アジアベスト賞」を受賞している。
内容量330ミリリットルで、希望小売価格は429円(税別)。9月末までの限定販売。サンクトガーレンオンラインショップほか、百貨店などで取り扱う。