肩を壊しやすい投手のクセは手首にあった アスリートが認める「ロダンのポーズ」で痛みを解消

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こりの原因「回内」とは?

   田中選手のように、親指が体の内側を向いた動作をする状態を「回内(かいない)」という。肩や首の痛みにつながり、「こり」の原因にもなる。

   しかしパソコンのキーボードを打ったり、文字を書いたり、日常生活には親指が内側を向く動作が多い。これを修正するエクササイズが、タイトルの「ロダンのポーズ」だ。あごを手の甲に置いて力を込め、もう片方の手であごを置いた腕を体の外側にグイッと回す。「回内」とは逆の「回外」の動作をすることで、肩関節と肩甲骨の圧迫が解消され、肩や首の痛みが和らぐというのだ。

   ほかにも同書では、日常生活でしみついてしまった悪習慣を正すエクササイズが多数紹介されている。オフィスで手軽に実践できるものも多い。ただあくまでこれらは対処療法だ。大事なのは体をどう使えばいいのか、そのメカニズムをきちんと知ることだという。

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