かつてはリアで、現代は非リアで...かなえたい「目立ちたい」
まず、考えられることとしては昔から変わらない若者の根源的欲求『目立ちたい』といった思いがあることです。
アプリやSNSといったネットが普及していない時代には、リアルなストリートで目立ちたいと思う若者が多く、それを叶えるために若者は渋谷という街に集まっていました。
端から見たら一見、『えっ?』と思うことであってもいかに目立てるのかを考え、例えば、センター街(現バスケットボールストリート、通称バスケ通り)で座って喋ったり、パラパラを踊ったりとしていたほどです。
ただここ数年においてこれらのアプリやSNSが普及したことにより、彼達・彼女達はリアルな「渋谷」ではなく、ネット上において若者が密集する「渋谷」に集合するようになりました。
言い換えれば、昔と場所は違えど、その時の若者と同じように、現代の若者も『目立ちたい』『人気者になりたい』といった精神を持ち続けているのです。
次に考えられるのは、ファストファッションブームやプチプラコスメ、また分からないことはネットで調べるといったライフスタイルが定着したことで、自分達の持ち物や生活において極力浪費したがらないことが挙げられます。
つまり、自分達のライフスタイルにおいて、どうやってお金を使わず楽しめるか、満足出来るかが重要なのです。
その点、動画アプリなら無駄なお金を出費することがないのはもちろん、その「渋谷」にいる人達と一緒に楽しむことが出来、はたまたそこから人気者となれるといった可能性も秘めているのです。
彗星のごとく現れるスターとなれる可能性があるのならば、それに対し、熱心の取り組み、楽しむことが出来ますよね。