2月20日(2015年)、神奈川県川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の上村遼太さんが殺害されるといった痛ましい事件が起きました。発生から1週間経った27日には、市内の17~18歳の少年が殺人容疑で逮捕されるなど、未成年の残虐な犯行に衝撃が走っています。
では同じ世代のギャル達はこの事件をどう感じたのでしょうか。率直に意見を聞いてみました。
広島・呉のLINE事件思い出す
『同世代として本当に許せない。亡くなった上村くんの気持ちを思うと、本当に辛かっただろうなって思います』
『集団で暴行されたと聞いてゾッとした。広島のLINE殺人遺棄事件を思い出してしまった。絶対繰り返されてはいけなかったはずなのに...』
『胸が締め付けられる思いでいっぱいです。明らかに暴行の痕跡があったのに何でもっと早く気付いてあげられなかったんだろう...って思いました。ご冥福をお祈りします』
――など悲痛な胸の内を明らかにする声の他、2013年6月に広島県呉市で16歳の無職少女がLINE上での口論をキッカケに、元同級生の16歳の少女を暴行・殺害した事件を思い返したといった声も寄せられました。
また今回の一件で特徴的だと言えるのは、事件直後から犯人らしき複数の少年の画像や名前がTwitterで拡散されたことだと言えます。一部からは投稿をやめるよう注意する書き込みもありましたが、「拡散希望」「どんどん広めてください」「多摩川の中学生殺害に関係している様です」と書かれるとともに、瞬く間に実名や顔写真が晒され続けました。