スマートフォンの利用料金が、大手通信キャリアと比べて割安になる「格安SIM」が話題だ。スマホの料金は高すぎると感じていた人にはもってこいのサービスだが、「契約が難しそう」と躊躇する声も少なくないようだ。
そこで「楽天モバイル」の格安SIMを例にとって、契約や利用方法を確かめてみる。結論から言うと、こんなに簡単なら早く乗り換えておけばよかったと思うほどだった。
格安通話SIM業界で最安クラスの月額料金
楽天モバイルの格安SIMは、ドコモと同じエリアで通話や通信ができ、LTE 接続も可能だ。SIMフリーのスマートフォンだけでなく、ドコモの端末であればSIMロックを解除することなく利用できる。
ドコモ以外のキャリアを利用している人でも、BOOKOFFなどの店舗で販売されている中古のドコモ端末を購入すれば、キャリアのショップで購入するよりも格段に安くスマートフォンが利用できるようになるのでお勧めだ。また、楽天中古市場などでもドコモの中古端末を取り扱っている。店舗に比べ、品揃えも豊富なので、いろいろな端末を検討したい人にピッタリだ。
「格安SIM」といわれているが、実際どれほど安くなるのか。たとえば、ドコモのカケホーダイプランにSPモード、データSパック(2GB)を、2年間の定額契約ありで利用した場合、月額6500円になる。これに対して楽天モバイルのSIMで2.1GBパックプランを利用し、「楽天でんわ」30秒10円プランで月に30分通話すると2200円だ。トータルで料金が3分の1程度に抑えられることになる。
次に申し込みページへと移動する。通常だと契約プランを選択後に、個人情報を一つ一つ入力をしなければならないところだが、楽天会員であれば会員情報をそのまま利用できる。内容を確認してクリック数回でほぼ入力が済み、手間がほとんどからないのが良い。申し込み完了後に身分証明書画像をアップロードすれば契約は完了だ。