高まる通信費は家計の悩みの種
インターネット調査会社、マイボイスコムの「携帯電話料金に関する意識調査」によると、家計の中で「ここ数年で費用が増えていると感じているもの」の1位は「携帯電話・スマートフォンなどの通信費」が59%で1位。「節約したいもの」では「携帯電話・スマートフォンなどの通信費」56.3%で2位だった(1位は「ガス・水道・光熱費」で59.3%)。
フレッツ光の契約世帯であれば、解約金なしで「ドコモ光」に申し込むことができる「転用制度」があり、手軽に負担を軽くできるチャンスといえる。
総務省の家計調査によると、家計支出に占める通信費は携帯電話の普及や進化に応じて年を追うごとに増えており、13年は12万3596円と過去最高を更新。月額1万円を超える計算だ。従来機種の携帯電話とスマートフォンなどの合計の同年の全世帯平均は、8万3099円と、こちらは3年連続で過去最高を更新。額は10年前の1.4倍という。
15年1月のICT総研による「モバイル・固定の"セット割引"利用意向調査」では、携帯電話ユーザーの6割が「『モバイル・固定ブロードバンドサービスのセット割引』を利用したい」と考えていることが分かった。セット割引の利用により金額が安くなるのはもちろんのこと、支払先が一本化できるメリットがあるため、まとめることで利用料金が安くなる割引プランも用意されている。ドコモ光でいえば、毎月最大3200円の割引が永年続き、かつドコモショップでのケアも付帯されることになる。
春の引っ越しや新生活シーズンをきっかけに、家計の見直しを行うという人も多いことだろう。こうした、モバイルとセットをまとめた通信費の節約術が、今後の一つのトレンドになりそうだ。