高まる通信費に朗報 ネットとモバイルはまとめる時代へ

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   NTTドコモとソフトバンクが2015年3月からのサービス開始を相次いで発表した"光セット割"。ドコモは2月16日から「ドコモ光」の事前受付を始める。"光セット割"は、NTT東日本・西日本がこれまでユーザーに直接提供していた光回線(フレッツ光)を15年2月1日から、ドコモなどほかの事業者に卸売り(光コラボレーションモデル)をはじめ、事業者が購入した光回線と自社のサービスを組み合わせて提供する商品だ。auはauひかりやケーブルテレビ等の独自の固定通信網で同種のサービスを行っており、これで3キャリアがそろい踏み。インターネット接続の多様化が進むなか、これまでは"自宅"のためだけだった光回線が、モバイル利用にリンクするようになり、利用者にとっては"新時代"の始まりともいえそうだ。

  • 「ドコモ光」は、モバイル・固定ネット・プロバイダをまとめることで、割引されるプランを提供
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ドコモユーザー855万世帯のほとんどの通信費が安く

   総務省のデータ(14年9月末)によると、光回線のサービス契約世帯は約2600万世帯。このうちフレッツ光を利用しているのは約1900万世帯あり、このうちドコモを1回線以上保有しているのは約855万世帯にのぼる。ドコモによれば、ドコモ光の適用によりこの855万世帯のほとんどのケースで、これまでバラバラに支払っていたモバイル、ネット(固定)、プロバイダー(ISP)への支出をまとめることで、合計金額が安くなるという。

   対応するプロバイダも多いため、自宅でフレッツ光を利用していて、ドコモの携帯を使っているという人はまず、ドコモ光の導入を考えた方がよいようだ。

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