ご存じだっただろうか、サケが「白身魚」であると。意外に知られていないのか、ツイッターでもこんな投稿を見る。
サケが白身魚だと知った時の衝撃を今だに忘れられない ( `L ´ )??
— 工藤歩里(SEBASTIAN X) (@KudoAriri) 2015, 2月 10
今日1の驚きはサケが白身魚だとゆうことです。
— おっかー (@yuta09101997) 2014, 12月 4
シュガーのお弁当のグラタンのに
書いてたんだけどね、、
サケって白身魚なんだって!!
お昼からびっくりしたょ♪
— 佐藤彩:青SHUN学園? (@Aya12172) 2013, 10月 9
農林水産省のホームページにもこのような記述がある。
「サケは身の色が赤く見えるため、赤身の魚と思われがちですが、白身の魚に分類されています。身が赤く見えるのは、エビやカニにも含まれるカロテノイド系色素のアスタキサンチンが含まれているためです。
魚は、その筋肉中の血色素のミオグロビンの含有量により「赤身」「白身」に区分されています。赤身の魚はマグロ、カツオ、サバなどの回遊魚に多く、こってりとしたうま味のあるのが特徴で、白身の魚は、カレイ、ヒラメ、タイなどで、あっさりとした淡泊な味が特徴です」
「赤身魚」は回遊魚に多い。運動量の多い回遊魚は大量の酸素を取り入れ、消費しなければならない。ミオグロビンなどの「色素タンパク質」はそのサイクルを作り出すのに欠かせない。
サケの赤い身と赤身魚の赤い身は科学的に全然違うわけだ。