「医学的・統計的に"緊張・イライラ"を紐解き、みんなのココロを軽くする研究所」である「緊張・イライラ LABO」が、「バレンタインと緊張に関する意識調査」を実施し、2015年2月にその結果を公表した。それによると「日本人の6割以上は緊張体質」で、「バレンタインが好きではない」男性は44%以上で、女性の24%を大きく上回った。
緊張は金銭では解決できない問題...
「緊張・イライラ LABO」は全薬工業協賛し、精神科医で作家の奥田弘美さんが監修者を務めている。
調査を行ったのは2014年11月14~17日の4日間で、インターネットの特設サイトを通じて、全国の20~60代の男女516人に質問に答えてもらった。
まず「日常生活において緊張を感じることがありますか?」と尋ねたところ、合計63.2%に人が「あてはまる」を選択。「緊張・イライラ LABO」事務局では、この結果に「緊張しやすい日本人の実態が浮き彫りになった」としている。
しかし、この63.2%の人たちに「緊張しないための対策を持っているか」と問うと、74.4%が「特にない」と回答。調査では「緊張しないで済むなら幾ら出しますか」という質問があり、その平均額は2811.8円で、このことと合わせ事務局では「緊張は多くの人にとってお金を払ってでも解決したいが解決できない難しい問題となっていることがわかった」と分析している。