レスリング女子の吉田沙保里選手と伊調馨選手が2015年2月3日、明治の新商品発表イベントに出席し、節分にちなんで用意された巨大な「ヨーグルト恵方巻き」にかぶりつくポーズを見せた。
全長60センチ、直径25センチ
江戸時代の武士の正装、かみしも姿と節分らしい装いでステージ上に現れた吉田選手と伊藤選手。マジシャンのマギー司郎さんもゲストとして登場して、定番の「縦縞のハンカチを横縞にする」マジックや、「親指が長くなる」マジックを披露して、会場の笑いを誘った。
そして、両選手の2015年の必勝を祈願する巨大恵方巻きがお披露目となった。サイズは全長60センチ、直径25センチと、断面が人の顔の大きさほどで、吉田選手は「こんな大きいのは見たことない」「すごいですね、詰まってますね」と驚き、伊調選手は「おいしそう」と笑顔で話していた。
100人前もあるという巨大恵方巻きに、マギーさんがマジックをかけると、「必勝」の文字が浮かび上がった。吉田選手が「どうやってやったんですか」と聞くと、マギーさんは、「ぐるっと回しただけですよ」とあっさりとタネ明かし。終始なごやかな雰囲気で進行した。フォトセッションで両選手は、報道陣の要望に応えて、大きな口を開けて恵方巻きに顔を寄せていた。
「恵方巻きのように、かぶりつくほど欲しいものは」と質問されると、2人とも「(16年夏ブラジルで開かれる)リオ五輪の金メダルがほしいです」と回答。新商品の「アミノコラーゲンヨーグルト」を食べて「さらにきれいになったらやってみたいこと」を聞かれると、吉田選手は「モデルをやってみたい」、伊調選手は「ノースリーブを着てみたい」と語った。
同イベントでは、明治の牛乳やヨーグルトなどの市乳部門のマーケティング戦略や、同社の研究成果なども明らかにされた。前出の「アミノコラーゲンヨーグルト」のほかに、プリン体と戦う乳酸菌を配合した「明治プロビオヨーグルトPA-3」、スポーツ用プロテインブランドから出る「ザバスミルク」の発売も発表した。