なくなると途端に食べたい 「ポテト騒動」で改めて感じたジャガイモ愛

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復刊! 伊丹十三が翻訳した味のあるポテト百科

   1976年に発行された名著「ポテト・ブック」(著・マーナ・デイヴィス、翻訳・伊丹十三、2268円、河出書房新社)が昨年2014年11月に復刊された。

   絵本ではないけれど、要所要所のイラストがユニークでおしゃれで、おかしく、楽しくジャガイモの知識が深まるようになっている。序文はなんと、小説「ティファニーで朝食を」のトルーマン・カポーティが執筆。ジャガイモの正しい選び方からジャガイモを使ったゲーム紹介までいろいろありの、ジャガイモ百科。世界のジャガイモ料理も紹介されているけれど、写真が載っているわけではなく、レシピもなんだかアバウトで、本当にこれでおいしくできるのかと不安になってくる...、でも見ているうち、読んでいるうちに妙に納得してしまう、不思議な、味のある本。

   ジャガイモを使ったオードブル、「マッチ棒」とか「ポテト餃子」という名前の料理は想像つくでしょう? でも「毛皮の中の豚」だとかメイン料理の「ロシアの大草原」なんてジャガイモ料理、どんなのか分かります? 答えが気になる方はぜひご購入を。

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