特殊な構造により開封後も中に空気が入りにくく、酸化を防いで鮮度を長持ちさせるということで人気の醤油「ヤマサ 鮮度の一滴」シリーズは、2009年8月の発売から今年で6年を迎えるヒット商品だ。
同シリーズは11年に「グッドデザイン賞」を受賞、このところはテレビCMの「お宅のしょうゆは赤いですか?」というキャッチフレーズでも関心を集めている。「赤い」醤油の味と、特殊構造のパッケージの実際の使い心地はどうなのだろう。
用途に応じて
「おいしいです!」
「何に掛けても素材の美味しさが増すと感じています」
味に関しては概ね高評価が並び、総合的な評価としても「赤い」醤油を堪能できたという声が多いようだ。ただし、やはり個人的な好みも多岐に渡るようで、
「角のあるしょっぱさが残りました」
「色は赤いが、塩味がとんがっていて、味に丸みがない」
などの厳しい意見も。そのため、
「(九州人なので)そのままでは口に合わないのでかけ醤油ではなく、すき焼きの割り下など調理用に使っています」
「味も刺身に使えるくらいいい感じです。リピートしてます」
と、用途に応じて使い分けるのが良いかもしれない。
商品の特徴である鮮度についても反響は大きく、
「鮮度も保たれるので、最後まで味が変わりません」
「常温での保存が長期間続き、透明感のある色が変わらないことにも驚かされました」
など、期待通りという意見が多い。
また、使い心地については、「パックが結構ふにゃふにゃなので残りが少なくなってくると結構不安定になってくるのが玉にキズ」など、パックから直接注ぐその独特の構造に戸惑う人もちらほらと。
「うまく注げると細い筋ででてきて良いのですが、ついかけすぎになってしまうことも多々ありました」
「口の広さの調整が出来たり、もしくは反対側の注ぎ口は広い口用みたいなのにしてくれるともっといいと思います」
など、醤油さしが不要な点は便利だが、少しコツがいるようだ。
「鮮度の一滴」シリーズは他に「減塩しょうゆ」「丸大豆しょうゆ」など、7種類がラインナップ。
「特選しょうゆ」500mlパックの希望小売価格は、260円(税抜)。