NECと同社のソリューション事業の関連会社NECプラットフォームズは、次世代無線LAN規格とされる「11ac」対応ホームルーター「Aterm(エーターム)WG1200HP」を、2015年1月22日に発売する。店頭予想価格は1万円弱。
スマホやタブレットに集中出力で電波強度を高める「ビームフォーミング」
Wi-Fiの標準規格「IEEE 802.11ac」(11ac)に対応、理論値で最大867Mbpsの通信が可能なホームルーター。5GHz帯(11ac/a/n)、2.4GHz帯(11b/g/n)の同時利用ができ、有線LANはギガビット(1000BASE-T)対応。
スマートフォンやタブレットを検知し、その端末に向け集中的に出力を発信、電波強度を高める「ビームフォーミング」に対応。子供のインターネット利用で、ゲーム機やタブレットなど、端末ごとに利用できる時間帯をスケジュール設定できる「こども安心ネットタイマー」機能を搭載する。デュアルコアCPUを搭載し、5GHz帯と2.4GHz帯の同時利用でも高速通信が可能だという。
同時発売の2台セット「イーサネットコンバーターセット」(店頭予想価格1万9000円弱)は、1台を親機、2台目を中継機としてすぐに利用できる。最適な中継接続を実現する「Wi-Fiデュアルバンド中継機能」を搭載し、親機から中継機、中継機から子機間とも、5GHz帯と2.4GHz帯を同時利用可能。