大みそかのNHK紅白歌合戦で特別コーナーが設けられるなど、2014年の現象の一つにもなったディズニー映画「アナと雪の女王」。同映画と"親類"といえる東京ディズニーランド(TDL)では、冬の深まりも進んだ15年1月13日から、作品の"その後の世界"をテーマにしたイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」がスタートした。
オープニングのパレードには、映画の日本語版でアナの声の吹き替えをした神田沙也加さんらや、エルサ役の松たか子さんらがサプライズ出演し、イベントの初日を大いに盛り上げた。
「ワンス・アポン・ア・タイム」もアナ雪版に
サプライズ出演したのはほかに、オラフ役のピエール瀧さん、エンディングの歌を担当したMay J.さん。4人は、新イベントのプログラムの一つで、1日2回行われる「フローズンファンタジー・グリーティング」パレードの、この日2回目の公演でグランド・マーシャル(リーダー役)を務めた。
4人の登場はスタートの数十分前の場内アナウンスで明らかにされ、それと同時にパレードを待つゲストらの間から歓声があがって期待が高まり、熱気がさらに増した。
「フローズンファンタジー」ではほかに、シンデレラ城で行われているプロジェクションマッピングによるナイトエンターテインメント「ワンス・アポン・ア・タイム」の公演内容の一部を「アナ雪」をイメージしたシーンにした特別バージョンに変更して公演。場内の各所にアナとエルサたちのデコレーションや、バナー、映画の世界をモチーフにしたデコレーションが配置されている。
「クリスタルパレス・レストラン」では"フローズンファンタジーパーティー"をコンセプトに、映画の世界をイメージした内装を施し、雪と氷の結晶をモチーフにしたメニューが並ぶスペシャルブッフェを1月21日から展開する。
また、東京ディズニーランドホテルでは「アナとエルサのフローズンファンタジー"スペシャルルーム"を用意。ディズニーリゾートラインでは、ラッピング車両「アナとエルサのフローズンファンタジー・ライナー」を運行している。