JR北海道は、2015年度末の新幹線開業を見据えた観光地開発を目的に、15年2月5日~11日の7日間、札幌―函館間で特急「ヌプリ」「ワッカ」を運行する。
専門スタッフが車窓スポットや停車駅の情報を案内
「ヌプリ」は札幌から函館に、「ワッカ」は函館から札幌に向かう特急で、いずれもニセコを経由する。列車には専門スタッフが乗車し、車窓に広がる風景や停車駅の旬な情報などを、クイズを交えながら楽しく案内。途中の長万部では、「かにめし」「もりそば」の注文取り次ぎサービスも行う。
一部の停車駅では、特産品販売やご当地キャラクターによる"おもてなし"を実施。ニセコ駅のホームでは、地酒・蔵人衆を使った「酒かすどら焼き」などの地元特産品を販売するほか、ふるまい酒を提供する。また、同時に一部運転日には、ご当地キャラクター「ニッキー」がホームで出迎えてくれる。
ニセコの冬景色を楽しみながらの道南方面への旅行や、「さっぽろ雪祭り」(2月5日~11日)、「小樽雪あかりの路」(2月6日~15日)などとあわせたニセコの冬の観光に利用できそうだ。