ピンボケ写真も楽しんじゃえ!"実家のおふくろ"も使いこなせる団らん創出アプリ「Picsee」

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   SNSの流れは、フェイスブックやツイッターなど文字情報を起点とするものから、画像を起点とするものへシフトしつつある。写真共有サービスのインスタグラムは、2014年12月10日、ユーザー数が3億人を突破したと発表し、ツイッターを超えた。画像スクラップに特化したピンタレストも好調だ。

  • 素の日常風景をタイムリーに共有
    素の日常風景をタイムリーに共有
  • 視界と時間を共有すると、離れていても側にいるかのよう
    視界と時間を共有すると、離れていても側にいるかのよう
  • 画像を起点に、親密な相手とのコミュニケーションを楽しめる
    画像を起点に、親密な相手とのコミュニケーションを楽しめる
  • 素の日常風景をタイムリーに共有
  • 視界と時間を共有すると、離れていても側にいるかのよう
  • 画像を起点に、親密な相手とのコミュニケーションを楽しめる

画像は選ばない、加工しない シンプル設計の効用

   ディヴィデュアルが2014年12月24日に発表したiPhoneアプリ「Picsee(ピクシー)」も、画像をきっかけに始めるコミュニケーションツールの一つだ。アプリを立ち上げ、シャッターボタンを押すと、撮影と同時にネット上の写真フォルダに自動保存される。写真フォルダの中身は、あらかじめ設定したメンバーだけに公開され、写真それぞれにコメントを書き込む機能が付いている。

   「Picseeに助けられた」と話すのは、東京都内に住むモニターの男性だ。11月に父親を亡くして以来、一人きりになった宮崎在住の母親を、山口と東京に住む姉家族ら6人で見守る。孫の顔、食べている晩ごはん、謎のピンボケショット......、飾らない写真とたわいない会話が、家族の心を自然な雰囲気でつないでいる。男性は、スマホ初心者にやさしいシンプル設計が気に入ったようだ。

「文章を書き込み、写真を選んでアップロードする必要がないので、おふくろも使いこなしています」

   うまく撮れた写真をセレクト・加工することで、自分のライフスタイルを演出してみせるインスタグラムと違い、Picseeは飾らない素の日常をさらけ出す場、ハプニングショットを楽しむ場になるだろう。コピーライターの糸井重里さんや実業家の家入一真さんらも、試作段階から楽しんでいたという注目アプリ。年末年始、久しぶりに会う家族や友人と始めてはどうだろう。

   PicseeはiTunes App Storeから無料でダウンロードできる。12月31日にワールドワイド版の提供を開始、2014年春にはAndroid端末でも利用可能となる予定だ。

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