朝日新聞社はフランスの経済学者トマ・ピケティ氏を招き、シンポジウム「広がる不平等と日本のあした」を2015年1月29日、有楽町朝日ホール(東京都千代田区)で開催する。在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本と共催で、「21世紀の資本」邦訳の発刊(みすず書房)にちなんだ企画。
講演とパネル討論 参加費は無料
ピケティ氏の著書「21世紀の資本」は、日欧米などの租税資料300年分を分析。1914~70年代を例外として資本の集中と経済の不平等が進んでいることを指摘した。13年秋フランスで出版後、14年春英訳が出版、ベストセラーとなり欧米社会は衝撃につつまれた。ピケティ氏の講演のほか、鬼頭宏・上智大学教授、玉木林太郎・OECD(経済開発協力機構)事務次長をパネリストとして招き、日本社会と経済の将来を考える。午後6時30分から午後9時まで、700人を無料招待。申込は公式ホームページで1月15日まで。