カスペルスキーが2014年10月に発売した個人向けセキュリティソフト「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」は、増加するインターネット犯罪への対策を強化した。
発売から約2か月が経過したが、ユーザーからの評判はどうなのか。実際に使用した人らのレビューを見てみよう。
「ウェブカメラのぞき見防止」機能搭載
「年々巧妙になるネット経由の攻撃への対策にオススメ」
「操作性は軽いですね。バックグラウンドで動いている際も含め、動作は軽めだと思います」
「パッケージ版なので初心者の方には説明書なども付属していてわかりやすいと思います」
Amazon.co.jpに書き込まれたレビューでは、セキュリティ機能向上による安心感や、操作性の高さを評価する声が多く、おおむね好評のようだ。
同製品の特徴のひとつにウェブカメラに特化した「ウェブカメラのぞき見防止」機能がある。いつの間にかプライベートな映像を盗み出してしまう犯罪を防ぐため、ウェブカメラにプログラムがアクセスするたびにポップアップを表示し、不審だと思ったらブロック可能だ。レビューでは「普段スカイプなどで内蔵カメラを使用する人には大きな安心につながると思います」と利用者は書き込んでいる(Windows版 のみ搭載)。
また、突然パソコンを操作不能にし、解除の代償として身代金を要求するウイルス「ランサムウェア」の対策として、多層防御でウイルスの侵入を防止する「システムウォッチャー」を強化している。「あらゆる経路から侵入するウイルスを検知・駆除」、「OSやアプリケーションのぜい弱性をスキャン」、「ぜい弱性攻撃をリアルタイムで遮断」、「既知/未知のウイルスを検知して感染を阻止」といった機能に加え、パソコンがロックされた場合、特定のキーボード操作で解除できる。
ほかにも、警察庁から提供された、被害届が出ている海外偽サイトのURL情報をもとに、フィッシングサイトへのアクセスを自動ブロックするなど豊富な機能を搭載し、価格.comのレビューでは「かゆい所にも手が届く 脆弱性スキャンなど便利ツールも良い 此処まで必要なのか?と思うほど」と満足度も高いようだ。