必要ないものがある、それが「汚れ」
運気アップ・開運系の側面から片付けについて書かれた本が『ガラクタ一掃!開運片づけ術 お金、恋愛、住まい、すべてよくなる「運気のリフォーム」88』(著・小野十傅 1404円 学研パブリッシング)だ。
本書のなかに「部屋を片づけるときには動物の巣を手本にする」という項目があった。
小枝や葉っぱなどを使って一見無秩序に作られた鳥の巣も、実は雛を守り、親鳥が出入りしやすい構造になっている。雛にとっても快適な環境で理にかなっている。人間の住家もそれが大事で、部屋がキレイでも的外れでは意味がない。たとえば受験生の部屋にテレビゲーム、一家だんらんのリビングルームに仕事道具など、不要なものが置いてあると開運の妨げとなり、「汚い」状態と同じだと紹介されている。
「勝手に片づけられたら困る」人にとっては、安心できるありがたい提言かもしれない。もちろんホコリを溜めるとか、「不潔」はだめらしい。念の為。