乾きやすい、臭くない、発色がいい! 京都発「胡粉ネイル」に熱視線

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   女性にとっては、爪もオシャレのポイントの1つになる。長くゴテゴテにデコレーションされた付け爪をしたり、シンプルながら凝ったアートを施したりと、指先で個性を主張する女性は少なくない。

   そんな「指先のオシャレ」で、最近注目されているのが「胡粉ネイル」というマニキュアだ。他のマニキュアのような刺激臭がなく、爪にやさしい、しかも発色もいいとのことで、じわじわと人気を集めている。

  • 「上羽絵惣」公式サイトより
    「上羽絵惣」公式サイトより
  • 「上羽絵惣」公式サイトより

日本最古の絵の具屋が開発

   胡粉ネイルを扱っている日本最古の絵の具屋「上羽絵惣(うえばえそう)」(京都市)の公式サイトによると、胡粉とは、ホタテ貝殻の微粉末から作られる、日本画で用いる白い絵の具のこと。混色させて淡い色を作ったり、盛り上げや下塗りに使用されるほか、日本人形や能面・神社仏閣の壁画や天井画などにも用いられているものだ。

   同社は絵の具屋のノウハウを活かし、「胡粉ネイル」を開発。鮮やかな発色に加え、刺激臭がなく、通気性に優れ、速乾性があり、軽い塗り心地を実現した。水溶性なので、除光液の代わりに除菌に使う消毒用アルコールで落とすことができ、従来のマニキュアが苦手でも使いやすいという。

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