手帳や実用書の出版や販売を手がける高橋書店(東京都文京区)は、関東、関西エリアに住む20代から50代までの手帳を使うビジネスパーソン男女900人を対象に、「手帳を覗いてみたいスポーツ選手」および「手帳を覗いてみたい(スポーツ選手以外の)有名人」についてインターネットを使って調査を行い、その結果を2014年11月28日に発表した。
イチローや孫社長など、名だたる人たちの手帳の中身はいかに
「手帳を覗いてみたい」有名人についての調査は今年で3回目、スポーツ選手について行ったのは初めて。スポーツ選手の1位は、野球の米大リーグで活躍するイチロー選手、2位はフィギュアスケートの浅田真央選手、3位にはサッカーのドイツ1部リーグ、フランクフルトでプレーする長谷部誠選手が続いた。覗いてみたい理由は、イチロー選手については「ストイックな時間管理術や成功の秘訣」を知りたいというのが多く、浅田選手については「メンタルコントロールや笑顔を保つ秘訣」、長谷部選手については「リーダーとしての心構えや緻密な記録術について」を知りたいという。
また、スポーツのジャンル別調査により「手帳を覗いてみたい」選手を聞く調査も行っており、「格闘技、ボクシング選手」の分野では、昨年の高橋書店のテレビCMに登場した村田諒太選手が1位になった。
「有名人」の1位はソフトバンクの孫正義社長。2位に安倍晋三首相が入り、3位はマイクロソフト元会長のビル・ゲイツ氏だった。孫氏は3年連続1位。「多忙な生活の中でアイデアを生む工夫が手帳に書かれていないか」ということが気になる人が多かった。
調査は2014年8月27日から9月2日にかけて行った。