以前よりも増して、タブーなイメージが薄れつつある「美容整形」。プチ整形といった言葉もあるように、現代の女性にとって整形はより身近なものになってきているようです。またギャル界においては、ここ最近、元「小悪魔ageha」の双子読者モデル・吉川ちえ&ちかが整形したことを明かし、それに伴い術後経過をブログで公開するなど、整形を公にすることへの抵抗感もなくなりつつあるようです。
さらに『あなたが整形した場合、周囲に公表出来る?』といったgrpアンケートを実施してみても、
■出来る......71.0%
■出来ない...29.0%
といった結果となっており、一昔前までは、整形=周りに気付かれないようにこっそりとやるイメージでしたが、現代では見方も考え方もガラリと変わってきたと言えるでしょう。
ではなぜギャル達は整形を公表することに対し、抵抗がないのでしょうか?
早速聞いてみました。
「自分のなりたい顔に近付けるから整形、最高」
『いつかは整形したいって思ってるんだけど、そしたら絶対ブログで公開しようって思ってるんだ! だって話題にもなりそうだし、それで注目されたら嬉しいじゃん!? 可愛くなったって思われたいしね!』
『うちの周りでも整形してる子、結構いるよー! 公開している子も多いし、昔みたいに整形=ダメなイメージってもう古いよ! それでその子のコンプレックスがなくなるんだったら、余裕でアリでしょ!』
『前にプチ整形したことをブログで公開したら反響がすごかった! 整形したいって思ってる子って沢山いると思うよ! 可愛くなれるし、自分のなりたい顔に近付けるから整形、最高です(笑)』
といった声を聞くことが出来、ギャル達にとって整形は誰にでもあるコンプレックスを解消出来る手軽な手段の一つで、可愛くなれたり、有名になるためにする、今どき珍しくない行為として捉えられているようです。
プリクラや写真アプリ加工でヴァーチャル整形
そのほか、長年ギャルを観察してきた私が大いに関係していると思うことは、現代のギャル達は常に「普段の自分をより可愛くアピールすること」に慣れている環境にいることです。と言うのも、現代のギャルは、プリクラにおいては目を大きくしたり、写真ではアプリを使い目を加工、顔を小さく、肌を綺麗にするといった行為を加え、いつもの自分よりも常に「盛った」自分でいることを演出し続けいます。
またメイクも同様に、コンプレックスを解消する二重矯正グッズを使用したり、カラコンで目を大きく見せるなど、日常的に「可愛くなった」自分でいることを心掛けているのです。つまり、普段から盛るといった環境化に持続的に居ることで、整形に対しても自然と抵抗が薄れ、むしろ、自分が盛れる(可愛くなれる)ためだったらアリ!と思うようになったのでしょう。
大人世代からしてみたらまだまだ抵抗感が否めないかもしれませんが、彼女達からしてみれば、盛るためのツールの一つがたまたま『整形だった』だけだからこそ、メイクと同じような行為としてブログでも公開することが出来るのだと思います。
まさに現代ギャルは可愛くなれることを最優先し公開する「整形オープン世代」。
現代ギャルにとって整形はメイクや髪を染めるといった感覚に近いのかもしれませんね。
grp編集長・まぁ~さ