クリスマス演出するドライブデート、女性が気にするのはいいクルマよりいい香り

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   家庭用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、20代と30代それぞれ150人ずつ計300人の独身女性を対象に「ドライブデート」についての意識調査を行い、2014年11月28日にその結果を公表した。女性が車を使ったデートで気にするのは、車種などよりも「車内のニオイや香り」が圧倒的であることが分かった。

ファブリーズシリーズのP&Gが20~30代女性に聞く

   「ドライブデートの際にクルマに関して重視すること」の選択肢のうち、「とても重視する」のチェックが最も多く集まった(40.3%)のは「車内のニオイ・香り」。「どちらかというと重視する」を合わせると、91%が「重視」しており、男性にとっては車内の脱臭は欠かせないデートのエチケットといえる。

   男性の側からは、車のクラスやモデルへのこだわりをアピールしたいところだろうが、車種に注目している女性は38%、高級車かどうかを気にするのは12%にとどまった。

   女性にとっては、車内のニオイ・香りは単なるマナー以上のよう。車内がいい香りだと「相手への好感度が高まる」割合(89.3%)は9割に近く、7割以上の人が「次もデートしたいと思う」(74.7%)ようになるのだ。さらには2人に1人(49.0%)が「付き合ってもいいと思う」と考えるようになるという。

   女性がドライブデートに求めることは「イイ車よりいい香り」。マーケティングライターや世代・トレンド評論家としても活動している牛窪恵さんは、男女の恋を育むきっかけになるキーワードの一つとして「好みの香り」をあげる。「一般にいまの20~30代は五感に長けており、いろんなシーンで香りや触感が『自分好みであるかどうか』をチェックします。男女問わず、若い世代に香りのよい柔軟剤や芳香剤が売れているのも、そのためです」という。

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