正月料理の新たな楽しみ方 木曽ヒノキのせいろで温める「蒸のおせち」

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   洋菓子店や飲食店などを各地で展開しているぶどうの木(石川県金沢市)は2015年のお正月に向けた新たなスタイルの温かいおせち「蒸(じょう)のおせち」の予約を受け付けている。

  • おせちの常識を覆す
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ステンレス製の蒸し器も付属

   お正月に家事をしなくてもいいように保存のきく食材を使用していることから、冷たいまま食べるのが一般的なおせち。「蒸のおせち」は、木曽ヒノキのせいろに入った、スチームする温製の一段目と、そのまま食べる冷製の二段目で構成された珍しいおせちとなっている。

   一段目は縁起の良いおせちの定番料理がスチーム加熱に合うよう洋風に仕立てられており、付属するステンレス製の蒸し器を使って蒸すことによって、ふっくらと温かい食事を楽しめる。

   冷製の二段目はピンチョス(手軽につまめる料理)を取り混ぜた前菜が中心。一段目を温める待ち時間も食卓がにぎわう楽しいメニューが揃っているという。

   価格は3万7000円。全国の百貨店やぶどうの木の店舗、オンラインショップで購入できる。

   また、関東地区にある三越伊勢丹限定で、「蒸のおせち」に加えて「まめや金澤萬久」の金のかすてらや奥飛騨キャビア、石川県産このわたや干くちこがセットになった「蒸のおせち 洋風二段重 ONLY MI(オンリーエムアイ)」も発売される。価格は5万円。

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