現代では家庭の台所でもあまり見かけなくなった「たわし」だが、一方では、現代ならではともいえそうな「たわし」の意外な使い方に関心が寄せられている。
初代店主が明治時代に「亀の子束子」を発明したという「亀の子束子西尾商店」(東京都北区)が発売している「健康タワシ」。ボディケア用品の最新トレンドの一つになっているという。利用者によるレビューを交えて使い心地をみてみよう。
お風呂でゆっくりたわしマッサージ
古くから親しまれている「乾布摩擦」は、風邪の予防などに役立つ健康法としてしられている。乾いた布で皮膚をこすり、その表面を刺激するマッサージにより血行を促進する効果が期待されるものだ。
「お風呂などの身体が濡れた状態でも適度な摩擦でマッサージをするには、たわしが最適。(中略)「たわし健康法」と称されることもあるたわしマッサージの効果アップに役立つよう、無駄な摩擦なく繊維が立った状態でツボをしっかり刺激できるように、形状や材質にも工夫を重ねてきました。」(亀の子束子西尾商店ホームページより)
「健康タワシ」はボディケア用に発売されているシリーズで、4種12品以上がラインナップされている。
「私は濡らしたサトオさん(シリーズ名)に固形石けんをぐるぐるとこすりつけて、少し泡立ててから末端から心臓方向に滑らすように使っています。肌がとてもつるつるになるので驚きました」
使ってみたという人々には概ね好評のようで「最初痛い気がしましたが慣れてくると気持ちがよかったです」など、「レビューを見てのチャレンジお買い物でしたが 大当たりー」と、満足の声が多い。
「しっかり乾かして長持ちさせたいです」と、手入れに気をつければ長く愛用できるという意見も。
価格はスタンダードタイプの680円(税込)から各種。