最近のスマホには「驚き」が足りない? 秋冬モデルでわかった意外な進化ぶり

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   MMD 研究所は「スマートフォンに関するイメージ調査」の結果を発表した。毎年発表されるスマホに予想を超える「驚き」を感じているか質問すると、50%の人が「過去に比べると驚きを感じなくなった」と回答したことが明らかになった。調査は2014 年 10 月 17 ~19日の間、スマホを所有している20歳以上の男女1251人を対象にネットで実施したもの。

   ただ、スマホの今後の進化について、「大いに期待している」が 20.2%、「期待している」が 45.4%で、合わせて65.6%と、過半数が期待しているという結果に。調査では最近のモデルに対して「驚き」を与えられてないとの印象だが、おおむね出そろった2014年秋冬モデルのユーザーの満足度をネット上のレビューから調べてみた。

こんなにある「斬新デザイン」スマホ

   その中でも特徴的な進化をしたと言えるスマホをピックアップした。まずは、端末の右側面に曲面型の「エッジスクリーン」を採用したサムスンの「GALAXY Note Edge」。価格.comのレビューでは「斬新なデザインで周囲から目を引きます。合皮やメッキフレームの使用により高級感が漂う。表面ガラスは指触りが滑らかで、とても気持ち良い」「一番の特徴は「エッジスクリーン」部分ですが、iPhone時代、いちいちホームに戻りつつアプリを開いていたのでとても便利です!近未来的な気分で操作できます。」と好評のようだ。

   画面のフレームがないかのように見える「フレームレス」構造を採用したシャープ製「AQUOS CRYSTAL」は、フレームがかなり薄く「ディスプレイだけをにぎっている」感覚を与えるデザインで、「iPhone 6シリーズしかりXperia Z3しかり似たり寄ったりなデザインのなかオリジナリティーのあるデザインだと思いました」といった書き込みがされている。

   今年7月に発売された京セラの「 TORQUE(トルク)G01」は高耐久性能が売りのモデルで、山登りなどアウトドア好きの人を想定しており、ガッシリとしたボディが「ゴツい外見のスマートフォンが好きなユーザーには、ぴったりではないかと。チープさはあまり感じません」とウケている。

   また、上記の調査でスマホに「あったら良いな」と思うこととして、「1か月充電が不要なバッテリー」が52.4%、「歩いていると自動でバッテリーが充電されている」は38%で依然としてバッテリーに対する不満がユーザーにあることがうかがえる。

   前述したモデルの中では「GALAXY Note Edge」がバッテリー面で特に強化されている。専用ケーブルを使うことで従来モデルの約半分の時間での急速充電が可能になり、レビューには「充電スピードは初めの50%までは30分くらいで出来たのでそこも便利ですよ」というコメントがあった。スマホの進化は鈍化しているとのイメージが持たれがちだが、実際は着実にステップアップを重ねているモデルも存在し、ユーザーの満足度も高いようだ。

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