「ブルーレット」がギネス記録に認定 年間売上高138億円で世界一

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   小林製薬のトイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」が「水洗トイレのタンクに設置するトイレケアの最大ブランド」として、ギネス世界記録に認定された。2013年に販売したブルーレットブランドの売上高が138億円で世界一だった。

   2014年11月10日、小林製薬本社(大阪市中央区)で認定式が開かれ、ギネスワールドレコードジャパンの公式認定員が小林章浩社長に認定証を手渡した。

  • ギネス認定証を持つ小林章浩社長
    ギネス認定証を持つ小林章浩社長
  • ギネス認定証を持つ小林章浩社長

ニーズに合わせて製品も変化

   ブルーレットは1965年にアメリカに留学していた現会長の小林一雅氏が現地の暮らしを観察し、「やがて日本でもトイレの水洗化が進む」と考え、帰国後に水洗トイレ用芳香洗浄剤の製品化を決めたもの。4年の研究の末、1969年に初代「ブルーレット」を発売した。

   その後、タンクのふたに置ける「ブルーレットおくだけ」や、液状タイプの「液体ブルーレットおくだけ」など新製品の開発を進め売上を伸ばし、今回ギネス世界記録に認定された2013年度の売上は過去最高を記録した。初代の誕生から45周年を迎えた今年は、便器の表面に貼り付ける「ブルーレット デコラル」を新たに発売し、現在は13種類の製品を販売している。

   ギネス認定式で同ブランドが長く続いてきた理由について小林章浩社長は、「トイレ自体やそれに対するニーズ、生活習慣の変化に対して、製品自体もさまざまに変化をしてきた結果と考えている」と話した。

   また、最近は北海道の知床や鹿児島の屋久島など世界遺産6か所にバイオトイレを寄贈する活動もしているといい、「これからもトイレ環境の改善と気持ちよいトイレづくりを目指し、このような社会貢献活動を続けていきたい。ブルーレットとしては製品として新しい提案を継続していく」と今後の抱負を語った。

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