エボラ、デング、キケン植物...今そこにある危機を学び、備えよ

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エボラが日本でも...緊急事態を想定したフィクション

   祥伝社の『D1 警視庁暗殺部』(著・矢月秀作、741円)は、ノンフィクションではなくフィクション。エボラ出血熱のことを系統立てて学ぼうという方におすすめするものではないと、まずはお断りを入れる。その上でこんな事態を想定してみてはどうだろう?

「東京・吉祥寺の放火事件で遺体からエボラウイルスが検出された」

   累計100万部を越える『モグラ』を手掛けた矢月秀作の新シリーズ。警視庁暗殺部が、法では裁けぬ悪に悪で対抗するというストーリー。痛快な決め台詞「桜の名の下、極刑に処す!」は、「必殺仕事人」を想起させると多くの人がレビューしている。

   小説のような事態が現実に起きないことを強く祈りつつ、小説以上のショッキングな出来事が頻発する現代社会。エボラ出血熱、デング熱などの脅威を、ベストセラー小説で仮想体験しておくのも、危機に備える手立ての一つかもしれない。

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