マサキの「センス」とエリコの「セゾン」 40代女性向け激似タイトル本が同時期デビュー お互いをどうみてる?

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   雑誌『LEE』『すてきな奥さん(別冊)』などでおなじみのモデル・雅姫(まさき)さんが「40代からの新しいライフスタイルを提案する」というムック『センス・ド・マサキ』が2014年10月24日に集英社から発売される。ところが、前週の10月15日に元フジテレビアナウンサーの中村江里子さんによる『中村江里子 パリのデイリー・スタイル セゾン・ド・エリコ』が扶桑社から創刊されていた。

   『センス・ド・マサキ』と『セゾン・ド・エリコ』、40代の女性が主役でタイトルの響きも似たライフスタイル誌が同時期に出版されることについて、それぞれの編集担当はどう思っているのか、話を聞いてみた。

  • センス・ド・マサキ(左)とセゾン・ド・エリコ
    センス・ド・マサキ(左)とセゾン・ド・エリコ
  • センス・ド・マサキ(左)とセゾン・ド・エリコ

お互い迷惑に思っているかと思いきや...

   『マサキ』サイドは、J-CASTトレンドの取材を受けるまで、『エリコ』の存在を知らなかったようだ。集英社 女性誌企画編集部の萱島治子さんは、

「おしゃれな40代女性が増えて、ファッション、ライフスタイルの新たなモデルが求められていることの表れだと思います」

と感想を話した。一方の『エリコ』サイドは、発売前からAmazonの同カテゴリーに『マサキ』を発見して、編集部内でも話題になっていたそうだ。ところが、タイトルが似ているからといって、急きょ変更しようという話は出なかった。扶桑社と一緒に企画構成を手掛けたフリー編集者・MINOさんは、

「(『エリコ』と『マサキ』が)一緒に話題になって、より多くの方に知っていただければ」

と、さらに読者が増えることを期待している。

   意外なことに両者とも余裕の反応だ。雅姫さんも中村さんも、それぞれ大勢のファンを抱えており、読者の取り合いに発展することはない、という考えなのだろう。

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