霞ヶ関官僚が読む本
サラリーマン侍のマラソン物語

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

時を忘れるエンターテイメント、これは映画で観てみたい

   最終章まで一気呵成に読み終えた。各章5つのドラマが相互に関連し、最後は一つの物語にまとまっていく展開は面白かった。

   著者の前作「超高速!参勤交代」(講談社)は、今夏、映画化され、好評を博したが、本書も一読して、人物像、ストーリー展開いずれも、映像化を意識したものと感じた。ぜひ映画で観てみたいと思う。

   ちなみに、本書の題材となった「安政の遠足」を記念して、毎年5月の第2日曜日に、安中市で「安政遠足 侍マラソン」が開催されている。午前8時の「明け六つ」の大太鼓を合図に、当時と同じ行程を走るという。これもまた、いつかチャレンジしてみたい気もする。

厚生労働省(課長級)JOJO

【霞ヶ関官僚が読む本】 現役の霞ヶ関官僚幹部らが交代で、「本や資料をどう読むか」、「読書を仕事にどう生かすのか」などを綴るひと味変わった書評コラムです。

姉妹サイト